スマホ用VRゴーグルのcardboard向け調整

cardboard(カードボード)とはgoogle のVRサービスを利用するためのゴーグルの規格です。google の提供するスマホ向けのVRサービスは基本的にこの枠組みで利用することを想定されています。

スマホ用ゴーグルを利用する際には、人によって異なる瞳孔間距離や、スマホ、VRゴーグルの特性にしたがって、設定値を微調整することで、カードボードが表示を調整してくれて、VR酔いや疲労を軽減し、より快適に利用することができます。

上記調整は、Google社の「ビューア プロフィール生成ツール 」を用いて、QRコードを生成し、それをスマホで読み込ませることで行えます。

 

■「ビューア プロフィール生成ツール」の使い方

1 「ビューア プロフィール生成ツール 」をパソコン画面で開く

2 パソコン画面のQRコードをスマホでQRコードアプリで読んで、開く(スマホを横向きにすること)

3 「ビューア プロフィール生成ツール 」の欄を入力して調整

4 「GenetateProfile」ボタンを押し、QRコードを生成

5 「Download PNG」ボタンを押し、QRコード画像を保管

 

<参考>設定フォームの英語を翻訳(意訳あり)してみました

■VIEWER PARAMETER FORM→ゴーグル設定値フォーム

・Fill in the fields below to establish your viewer profile.
→あなたのゴーグルの属性定義をするために以下の欄を埋めてください。

・Submit the form to generate a viewer QR profile.
→「GenetateProfile」ボタンを押すとゴーグル用QRコードが生成されます。

・The fields are saved in a Firebase Dynamic Link and encoded in a QR code.
→設定値は「ファイアベースダイナミックリンク」に保管され、QRコード化されます。

・Your Company→会社名

・Viewer Name→ゴーグル名

・Primary button type→主ボタンのタイプ
 None→なし  Magnet→磁石  Touch→タッチ Indirect Touch→間接タッチ

・Screen to lens distance (mm) →スマホ画面からレンズまでの距離

・Inter-lens distance (mm)→瞳孔(レンズ)間距離

・Screen vertical alignment→スクリーン垂直位置
 Bottom→底辺  Center→中央  Top→上辺

・Distortion coefficients →歪曲収差係数
 k1 →r2次係数
 k2 →r4次係数

・Advanced viewer parameters →高度なゴーグル設定値

・Field-of-view angles
 Outer (°) →外側視野角

 Inner (°) →内側視野角

 Top (°) →上側視野角

 Bottom (°)→下側視野角

・Viewer contains some embedded magnets. Selecting this checkbox will inform all apps built using the Cardboard SDKs that the smartphone’s magnetometer should not be used.
→チェックをすると、cardbboardアプリに磁気センサを利用すべきでないと通知する